リハビリボール
何とか毎日リハビリを痛くても続けていますが、なかなか手首の骨折というのは、簡単には元に戻らないですね。
甘くみていました。握力やら曲げに対してはまだまだダメです。
そして今日、以前から探していた小さいボールが遂に手に入りました。
病院にてリハビリに使っている小さなボールがなかなか見つけられなかったのですが、ふと店先を見ると何やら大きさが手頃なボールが¥80。
そのボールを握ってみると、病院でリハビリに使用しているボールの固さとほぼ同じ。
これを握握して今日から四六時中のリハビリ挑戦出来ます。
ちょっとオヤジが持っているボールとしては、何とも言いがたいボールですがね‼
早く皆さんに雨雲の茶碗の作り方をアップしたいです。
改めてショパンの凄さを知る
前回のブログでは、楽茶碗を焼成予定と書きましたが、作者の生徒さんが風邪でお休みされたため、楽茶碗の焼成は次回となりました。
当のオヤジも風邪で咳がなかなか止まりません。今回の風邪は質が悪いから、皆さんも気をつけてくださいね!
そんな状況なので、このオヤジもリハビリもあるし、ネガティブキャンペーン中なのですが、持ち込んでもられないので、前から気になっていたGAGAのALEJANDROの冒頭に流れるジプシーダンスが気になっていたので、調べてみたら、David Garrettが弾いていることが分かり、早速その奏者が主演のパガニーニの映画をTSUTAYAに借りにいったら、レンタルなし。
ガックリして、そのまま帰るのも何なので、ショパンの映画を借りて帰ったんです。
ポーランド映画らしくたまには良いかなと思い見たら、何と先日父親の遺作であるショパンのWaltz A Minorがメインテーマなんです。
何と奇遇か‼父親のショパンのアレンジ遺作であり、ショパンの遺作でもビックリしたのに、またもやWlaltz A Minor 。
そして、その映画中の全ての演奏がとても見事で、まるでショパンなんです。
このオヤジはモーツアルトが好きなのですが、この映画中でのショパンの演奏はたまりません。
これぞショパンなのです。ピアノの高音部がキラキラしてスタンウェイのピアノでは表現出来ないショパンがそこにはありました。
映画中のピアノを見ると、ビアノには「Pleyel」とあります。
調べてみたら、そのピアノは当時ショパンが使っていたピアノのメーカーでした。フランス製のピアノです。
スタンウェイのピアノのような荘厳さはありません。しかし音がキラキラしてとても繊細な響きなのです。
この音なくしてはショパンは無いと言ってもいいくらいです。
パガニーニの映画が無くて、仕方なく借りたショパンでしたが、リアルショパンを見た思いがします。
ショパンがお好きでしたら、是非このショパンの映画を見て下さい。特に映画中で流れている演奏を。
オヤジは楽茶碗も音楽も、そして絵画だって同じだと思うのです。
芸術はどれも栄養になります。
今日は赤楽の焼きです。
まだオヤジの手首は満足に動きませんが、今日の授業は、生徒さんの赤楽焼成の指導です。
焼成する生徒さんは、今回の作品はただの赤楽ではなく、高台から腰にかけてグラデーションがつく茶碗を焼きます。
この様な茶碗は第一に釉薬の調合、施釉がとても大事になります。そして焼く段階に於いては、初めは還元焼成で焼きながら、少しづつ酸化にもっていきます。
この切り返しの見極めがとても大事になるのです。還元が弱ければ、腰まわりはゴホン手となるし、酸化が遅ければ茶碗の側面が綺麗な赤楽になりません。
ですから、フイゴの感覚が今日はものを言います。
もう一方の生徒さんは、今光悦の黒楽茶碗の「雨雲」を製作中ですが、その茶碗が出来上がり、焼く時の事前勉強として、炭切りの実地勉強になります。
炭を切ることは単純な作業ですが、如何に無駄を出さずに炭を適格の大きさに切るかがポイントになります。
大きさが異なれば、炭切りした各炭の燃焼スピードが異なり、楽窯内の温度のバラツキになります。
なので、この炭切りの作業は地味な作業ですが、とても大事な作業になるのです。
楽茶碗の製作と楽茶碗の焼きは、全て理論と実地です。
ただやみくもに焼いても、何故失敗したのか?また何故成功したのかが、後で検証出来ません。
全てがデーターや経験知識の蓄積ですので、焼かれる方は必ず理論は確り固め、実地に於いては、データーを蓄積してくださいね。
コーレス骨折
9月11日に骨折してから、早3ヵ月。
ギブスは取れましたが、毎日手首のリハビリが続いています。
今まで肋骨は骨折したことがありますが、リハビリは無かったため、今回の骨折のリハビリに対して、「なんでこんなにリハビリをしなければならないんだ!」と思っていたら、オヤジの骨折は、コーレス骨折と言うらしく、手首から先には27個の骨があるらしく、手首の骨折や転倒の衝撃にてそれらの骨がずれてしまい、正常に手首を曲げられなくなるようなのです。
誠、確かに手首が曲がりません。手首が横から見ると丁度フォークのようになってしまうのです。
今回人生初めての手首の骨折ですが、皆さんも手首の骨折は甘く見ないでください。それ以前に怪我には十分気をつけてくださいね!
普段何とも思わなかった手首の曲げか出来なくなり、力も全く無くなるので、とても日常生活が不便になります。
でも、毎日必死でリハビリしていますので、来月には「雨曇の作り方」の動画が再開出来ると思います。いや、そう願いたいです。
DTMに挫折し、ギターでリハビリ
病院でのリハビリはまだまだ続きますが、自宅に於いてはギブスを外してリハビリを始終行うために、晴れて素肌の左手首に戻りました、
でも、見ためはまだ腫れ上がっています。
手首は前より少しは曲がる様になりましたが、右手首の曲がり具合と比べると、まだまだです。
そんな状況なのでDTMを始めた訳ですが、何とか出来たには出来たのですが、DTMの限界を感じました。
クラシックギターの場合はまず音源が少なすぎでした。
そして奏法が沢山在りすぎて、全てをDTMで作り込むことの限界を感じた次第です。
まだ始めたばかりの者が、イッパシの事を言い生意気ですが、ギターは全く弾けないのですが、生まれた時から毎日毎日10時間以上もギターの生音を聞いていたので、音色の豊富さは知っているつもりなんです。
クラシックギターに限らず、ギターと言う楽器は右手の親指はピアノの左手に当たり、右手の指はピアノの右手に当たります。
そして厄介なことに、弦を押さえる左手でさえ、弦を押さえるだけに止まらず、指で弦を叩いたり、弾いたりして音を出します。
シンプルな楽器なのですが、ビアノのハンマーに当たる左手の指は如何様にも音色を変化させることが出来るので、DTMでその音色を再現するのは、例え出来たとしても、恐ろしい労力と時間を伴う作業が待っていることが分かったのです。
何をするにも、ある域まで作品を高めようとすると、近道は無いと言うことですね!
なので、手首がまだ捻れないために、リハビリを兼ねて、昨夜からギターを取り出して、音を出しているんです。
ギターの左手はフレットの板と平行にして指で弦を押さえるために、手首をねじらなくてはならず、それが痛いのですがリハビリになると言うことなんです。
当分はギターの音色の楽しみを味わいながらリハビリしようと思います。
音符は社員と同じだ。
今骨折のために、本業の楽茶碗は出来ないために、この時間を利用して人生初のDTMに挑戦している最中ですが、音符を見ていると、企業の社員のように思えて来ます。
仕事が早い人は32分音符や16分音符。
普通の人は8分音符や4分音符。
仕事が遅い人は、2分音符や全音符。
これ等の音符があってこそ、そして一貫性があってこそ、いろんなメロディの曲が、また名曲が出来ます。
今の企業は昔と比べたら、なにやら何処かのお偉いさんが作ったかは知りませんが、いろんな適性試験により人間のカラーが枠にはまっている感じがするんです。
でも、音楽の音符のように、良い作曲家や編曲家がいて、いろんな音符(人)を使いこなし、良いコンダクターがいたら、名曲は沢山出来るのではないかと思います。
32分音符、16分音符、8分音符だけの曲では、何時かは疲れてしまいます。
4分音符も大事。
2分音符も大事。
全音符も大事。
そして、忘れてはいけないことが休符。
休符がなければ、その曲が活きなくなります。
そんなことを思うDTM挑戦です。
Oh my gosh !
やっと、先日腕の三角巾を使わなくても良くなりました。
三角巾を付けているか、いないかで全く自由度が違います。
ショパンのワルツのト短調のDTMの音符の打ち込みもやっとこさ完了し、これから音楽としての作り込みと考え、本物のギターを出して音合わせをしようとネックを持とうとした瞬間、「Oh my gosh !」
ネックが持てません。手首が曲がらない。なのでギターのフレットが全く押さえられません。
そして手首を動かしたら、手のひらは普通は前後に約90度位曲がりますよね!
それが前後共に20度が目一杯で、痛くてそれ以上曲がりません。
骨折した場所が悪かったみたいで、ちょうど折り曲がる場所のために、筋肉が硬化しているのでしょう。
でも、オヤジは意地でも痛くてもリハビリして頑張ってます。
歩行の方は痛みはまだありますが、ビッコは完全に治りました。
手首の支障は気がつきませんでしたが、雨雲の作り方の動画制作がありますので、一日も早く頑張って治しますので、よろしくお願いします。
近況でした。