楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2014-08-09から1日間の記事一覧

天然の鉄サビ!鬼板という鉄絵の原料のお話です。

陶芸の鉄絵に使う材料で「鬼板」と言うものがありあます。織部や志野、そして唐津の絵などは全て「鬼板」という岩石を使うのです。市販されている「鬼板」は微細な粉になっていますが、元々は褐鉄鉱(かってっこう)という岩石の一種で天然のさび鉄と言った…

登窯と比べるとおもちゃみたい!こんなに小さい楽窯!

登り窯は皆さんご存知だと思いますが、楽茶碗を焼く楽窯は余り馴染みがないと思います。初めて見る人は「何だ、これ!」と感じる位に小さい窯なんです。黒楽を焼く楽窯の大きさは、直径が約30センチで、高さが50センチ位。赤楽を焼く赤楽窯は多少大きく、直…

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