楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2014-08-11から1日間の記事一覧

楽茶碗 長次郎の黒楽と赤楽

楽茶碗の祖師と言われる「長次郎」は皆さんはご存知かと思います。利休が瓦職人の長次郎に茶碗を焼かせたのが始まりだと言われています。江戸時代に活躍した尾形乾山(おがたけんざん)が書いた「陶工必用」と言う書物には「長次郎」ではなく、「朝次郎」と記…

楽茶碗の赤楽と黒楽

前の書き込みで上げた各色の楽茶碗。お話したように赤楽茶碗と黒楽茶碗が有名ですが、茶碗を製作するときには赤楽茶碗のほうが手間がかかります。 茶碗の高台を作り上げ、黒楽茶碗はそこから製作した茶碗の乾燥工程に入りますが、赤楽茶碗はそうはいきません…

楽茶碗の色と四神思想の妄想?

普段馴染みの薄い楽茶碗。だから、茶碗の見方、どの様に作るのか?など分からないことだらけだと思います。逆に私は楽茶碗の何処が知りたいのか?が分からなくなるんです。日頃楽茶碗にいろいろ接し過ぎて分からなくなってしまうんです。楽茶碗は利休の時代…

超アナログな製作の世界とデジタルの世界の狭間

昨夜からYouTubeにアップするための動画編集をしていたのですが、pcのパワー不足で断念。今まで楽茶碗のいろいろな動画をその時折の写真で作り上げていたのですが、今回は黒楽茶碗の「釉がけ」の筆の使い方や筆の運びなどを見てもらおうと考えていたんです。…

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