楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2014-09-29から1日間の記事一覧

こっちの道具、あっちの道具

詳しく知らないですが、「南方録」と言う南坊さんが書いた本がありますよね!行方知れずの南坊さんが書いた本。元禄時代に発見され、その本には「掛けものほど第一の道具なし」とやら。いわくつきの本ですが、掛けるものはそんなに大事なんでしょうか?無礼…

楽茶碗の「迷曇」ここにあり

茶碗製作者のオヤジの号である「迷曇」として、新たなる挑戦となる茶碗を作ります。黒楽茶碗か赤楽茶碗かは、まだ決めていませんが、形は決まっています。ハート形の茶碗です!ハート形の茶碗は世に既にあり、珍しいものではありません。私が着手するハート…

優等生では味わえない自然美

茶碗を焼いていると、問題なく焼けるときと、何かの拍子で茶碗の表面に傷が付くときがあります。その傷も味わいがあるときがあるんです。しかし、残念ながらマーケットはそれは不良品茶碗となってしまいます。今のマーケットは、傷があってはならないのです…

成金じゃないよ!

秀吉は黄金の茶室を作りましたね!キンキラキンの茶室です。壁、柱、天井までキンキラキンの金箔張りです。畳は赤のような猩々緋(しょうじょうひ)で、縁は萌黄地金蘭小紋。障子も赤の紋紗です。成金主義?見せびらかし?違います!黄金が成金だとしたら、神…

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