2014-11-01から1日間の記事一覧
先程、コメントんを頂きました。ありがとうございます。コメントを頂いた方は、楽茶碗を焼かれているそうです。私は原料の加茂川石を見つける、また自分の手で粉砕する、そして昔のフイゴを博物館に行き、学芸員に交渉してフイゴの寸法を厳密に計測させても…
三連休なので、明日はアイアンイーグルと相棒と私のヤロウ三人で、骨董巡りに行きます。聞こえは良いですが、二人に現物でのスパルタ教育です。作風を見て、その作品の技術を見て、何時の時代かを問うんです。陶器に関わらずです。その時代ごとの文化を感じ…
楽茶碗での「炭化」に関しては、何回か注意して下さいと話していますが、楽茶碗を焼いている方の中では、まだ「炭化」と赤楽茶碗の表面に出る「御本手(ごほんで)」と間違えている節がみられるので、その違いを説明します。まず、「炭化」とは大括りでは窯変…
今日、新に私の号である楽茶碗の印、「迷雲」の印を銅で作ることを決めました。銅印です。砂型から作り、銅をフイゴで融かしてから砂型に流し込む作業となります。でも、砂型も銅を流し入れるイコミもしたことはないんです。だから、昔の仏像やら古銭の作り…
楽茶碗って、誰でも作れるし焼けると思います。こんなこと言っても信じてもらえないかな?でも、本当に!ただ、焼く道具とか、作り方を知らないだけですよ!このブログでいろんな下らないことを書いているでしょ!それを覚えていてさえしてくれれば、茶碗の…
茶碗を作っていて一番嫌なことの1つは、この季節からなんです。芸術の秋なんて世間でいうけど、大嫌いです。寒いんですもの!粘土が冷たくなるんです!寒い日に冷たいものを触るのは嫌でしょ。本当に触りたくないんですよ!暖かいオフィスで湯気のたつコー…
光悦の赤楽茶碗に「雪峯(せっぽう)」と言う茶碗がありますよね!この茶碗、なんか不思議な茶碗です。なぜかって?茶碗の景色がハッキリし過ぎているからなんです。茶碗正面の白い景色の釉薬は常慶が多用した香炉薬なのですが、他の光悦の作品では、ここまで…