楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2015-01-14から1日間の記事一覧

楽茶碗の見方はなかなか知らない方々が多い。だからしっかり技法を学ぶ!

本日は15時から色々な関係者との打合せがあり、バタバタしておりました。楽茶碗の話しもその中で上がりましたが、楽茶碗のことはなかなか知らない方々が多いと感じました。それもそうですよね!過去の名作の銘とか、楽代々の作品とか光悦の作品銘は知ってい…

茶碗には初めから優品と一般品がある

桃山時代~江戸初期のやきものの作品を見ていると、明らかに量産品と特別品があります。楽茶碗では一窯で一碗を焼くことは当たり前ですが、大窯や登窯でも窯口近くに作品を窯詰めするなどして、特別品を焼いていた感じがします。なぜなら、瀬戸黒、志野、黒…

コメントに寄せられた窯のこと

昨日、『2014年12月28日』と題したブログにコメントを頂きました。その方は、七輪改良楽窯でも、七輪を二個上下に重ねた窯ではなく、写真の窯は上部が違うのでは?というご質問を受けましたが、確かに違うのです。写真から違いを見抜く目に嬉しさを感じまし…

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