楽茶碗製作は男女の差は全く無し!
楽茶碗の製作に於いては、男女の差は一切ありません。技術は勉強すれば、また体験すれば身に付くものです。
私が考えるには、元々男女の差は身体の差はあれど、その他は大して無いように思います。
かねてからそのような考えは有りましたが、去年あるテレビ番組にて、外国のある村では思春期を迎える頃に男女の性別が入れ替わるとのことでした。
今までの概念では、男女は染色体の「X」と「Y」により決定されると思っていました。しかし、ある程度成長した思春期に性別が入れ替わるのにビックリしました。
そのことは、調べてみても事実でした。要は外見が違うだけで、男女差は紙一重なんですね!
その紙一重の差はをモデル化して言い表せば、(男因子2)、(男因子1+女因子1)。まるっきり男性と少し女性が入っている男性と言うことです。
逆に。女性も同じく(女因子1+男子1)、(女因子2)がいるような感じです。
変な説明が続きましたが、シツコイですが「男女の差はない」と言うことです。
なので、楽茶碗の製作に於いては。再三話していますが男女差は全くなく、技術は学べばすぐ分かるから、誰でも出来るんです!
ここからが、やっと本題です!良い茶碗を作るには感性が大事なんです。それなりの茶碗は誰でも話したように出来ます。
そこからより良い茶碗を製作するためには、「感性」がとても大事になるんです。
でも、この難しそうな感性も見る目を変えれば大丈夫です!
まず、各部の微細な作りや釉薬の変化を観察することです。普通の人は茶碗全体を見ていると仮定すると。私はその茶碗全体の形状も見ますが、茶碗全体を格子状にマトリックス化します。(あくまで分かりやすくするためのイメージですよ!)
その細分化された各部の格子の中をしっかり観察して、作者の作りや意匠、思いを見ているんです。
前にお話した知り合いや家族の話を覚えていますか?顔は直ぐ思い出せますが、顔のホクロは何個あったかは分かりませんよね!
人間は意識しないと見ているようで、案外細かい部分まで見ていないんです。
茶碗も同じように、見るポイントさえ分かれば、誰でも細かく見ることは出来るようになるんです。
マクロからミクロを見ると言う感じかな!
だんだんミクロの話もしていきます!だから安心してください。骨董商や美術館より茶碗が分かるようになりますから!
老若男女関係なし!です!ご安心を!