楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

楽茶碗 評論家や学者ではなく、感性を磨いて!

私のブログの文章及び内容は凄く感覚的で起承転結もなく、支離滅裂な内容で申し訳ない限りなのですが、これには私なりの自分勝手な思いがあります。

 

その思いとは、陶芸の世界は本もネット上も全てではないですが、ある意見や説明の流用や明らかに間違っている説明が如何にも正しい内容のように語られていて、ただ評論家ばかり育てていく感じが自分なりにしてならないのです。誤解ですかね?

 

そんな訳で自分の思いは、全て自分で検証して学んできた自分の言葉で表現したく、稚拙な内容及び文章となっています。

 

陶芸は最後は当人の好き嫌いで判断して良いものだし、またそれが正解だと思います。前のブログでも話しましたが、現代の黒楽茶碗は加茂川石では無い黒楽もありますが、本加茂川石ではなくても、それを本人が大好きであればそれで良いのです。

 

しかし、間違った評論家にはなって欲しくないんです!「温故知新」と言ったらよいのですかね?古い技法や造形を知り、またその当時の文化、その当時に行われていた茶道などを知り、そして想像して自分の感性を磨き、その後は自分の好き嫌いで判断されたら最高ではないかといつも考えるのです。

 

ですから、私のブログの内容は「本当かよ?」とか「そうなの?」とか「そんなこと今まで聞いたことがないぞ!」なんて言う感覚で見ていただき、その今まで聴いたことが無い情報も含めていろいろ作品を見て感じていただきたいのです。

 

この茶碗は桃山時代の作品。だれだれが持っていた。どんな茶会に使われた。だれだれが箱書きをしている。これが幾らした茶碗なのか?などは付け加えの情報で良いのです。

 

それらのことは、後から誰でも調べればすぐ分かることだからです。より深く茶碗を知るためには、茶碗を広範囲に知ったほうが尚一層茶碗を理解することができます。しかし全ての茶碗を愛する人々が茶碗を実際に焼くことは出来ません。

 

ですから、私はおこがましいのですが、茶碗を作る立場として、茶碗製作にまつわる日々の出来事や、茶碗を観察する状況などを自分なりの感覚的な表現ですが伝えていき、より茶碗を深く見る人が増えて行くことを願ってやみません。

 

稚拙で誤字脱字が多い文章で、また感覚的な文章で申し訳なく思っています。でも、そんな思いがあり、皆さんには先ずは評論家や学者になるのではなく、感覚を養って欲しい願いで毎日ブログを書いています。

 

ですから、表現で分からないことがありましたら、コメントにて「この説明がわからない」など質問をください。

 

全てのコメントにご返答できるかは分かりませんが、できるだけお答えしていきたいと考えています。

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