楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

今回は楽茶碗から脱線します!

今日は楽焼に関しては少し疲れたので、全く関係ない話です。

やきものの事ばかり考えていると、視野が狭くなってしまうんです。

そんな事で、私の好きなMiamiへと言いたいですが、日本から遠いMiamiなので、映画を一本ご紹介します。

アメリカテレビドラマの『BurnNotice(バーンノーディス)』です。日本でも吹き替えで放送していましたが、吹き替えはダメ!

このドラマ、相当ハマります!男性でしたら尚カッコイイと思うかもしれません。


女性が見ても同様に楽しめると思います。

アメリカのCIAを解雇された男の物語なんですが、ドラマの小物から出てくるグッズが妥協しておらず、日本のドラマの様に子供のオモチャじゃありません!


また、テクニックに於いても、本当のCIAのテクニックを多用しているんです!


例えば、問題あるピストルの処分の仕方!問題あるピストルを融かしてしまいます。


それも一瞬で!カッコイイでしよ!女性陣からはどこが?と言う声が上がりそうですが、やり方が兎に角スマートなんです。


では、融かす事が得意な私めがご説明いたします。ピストルの材質は今やいろいろありますが、一般的には鉄です。


鉄の融解温度は約1300度位ですよね!この温度以上に昇温すれば、無事に証拠隠滅できます。


さて、どうするか?私の得意なフイゴをフキフキしても何とかその温度は可能ですが、ヘトヘトになります。


答えは『テルミット』と言う粉を使います。この『テルミット』、ご存知の方もいるかな?ホカロンのパワーがあるようなものです。


ある割合で鉄粉とアルミ粉を混ぜます。それに火を点けると、爆発的に反応して一気に約3000度まで行くんです。


この温度ではピストルも解けてしまいます。


鉄ちゃん鉄子さんには『テルミット』は少し関係があるかも!

電車に乗ってると、ガターンゴトーンと音がしますよね?レールの継ぎ目と車輪がぶつかる音です。

しかし、長いロングレールはレールの継ぎ目が少ないので音が余りしません。

しかし、レール自体は一本25メートルの長さです。100メートルのロングレールなんかはありません。


実はその『テルミット』で継ぎ目を一瞬にして繋いでしまうんですよ!


こんなテクニックは序の口。まだまだいろんなテクニックを駆使してドラマの主人公は戦います。


テクニックを全て解説したいのですが、悪さに使ったら、いろいろ出来てしまうので説明はしませんが、(楽茶碗より楽しいかも?)このドラマは面白いですよ!

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