粘土だって自分なりの「楽典」をつくろうよ!
茶碗をやっている人は何故か学者みたいな人が多いんですよね!
学者じゃないのになぁー!何か偉そうで私は馴染めません。
音楽だったら、楽典がありある規則がありますよね。その規則に則って作曲したり、編曲したりするので皆が演奏出来る訳です。
この規則に従わなかったらめちゃくちゃになって演奏どころではありません!
しかし、陶芸は字の如く「芸」なので、音楽で言う「楽典」に当たるものがないので、自由気ままというか収拾がつかない状況であることもあります。
そうは言っても最後は自由で良いと思います。何故なら粘土だから自由に作りこめるからです。
これが金属だったら簡単にいろんな形は出来ません。出来たとしても相当高価な加工機械が必要になるでしょう。
自由で良いのですが、もう少し表面的な技術のみではなく、温故知新といったらいいのかなぁー、昔の各技法や造形をしっかり観察して、何故この技法を使ったのか?どんな技法でこの風景が出来ているのかを自分なりに考えて、そしてそれを自分なりに調べてから、自分の知恵を付けて製作すると、より自由度が増す感じがするんですよ!
そして楽しんで、力を付けていき、また楽しんで技術に磨きをかけて形にする感じ。
そんな自分の音楽でいう「楽典」を作ってもらいたいです!