楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

楽茶碗に使う土は聚楽土?その他は?

楽茶碗に使う土はいろいろあります。乾山の記した「陶工必用」の中では、朝鮮の土が最高で、信楽の黄の瀬土の白が良いともかいてあります。

 

当時からいろいろな土を使っていたんですね!

 

京都で言えば大亀谷の土ですかね!大亀谷で産出される土にもいろいろあります。浅黄土、大亀谷白土、大亀谷青土、大亀谷錆土、大亀谷黄土、大亀谷聚楽土(聚楽土と同等な土なのでこのように言われる)などです。

 

昔は聚楽土や五条東側から産出した遊行土などありましたが、今は建物がたくさん在りますから、到底採掘は不可能です。

 

でも、桃山時代の聚楽土は京都の丸太通りや大宮通りの辺りで工事があったら出るんじゃないですかね!

 

楽茶碗に使う土は一般の陶芸店では入らないものばかりです。

でも信楽の黄の瀬白土は入手可能ですので、是非トライしてくださいね!昔から使っていた土ですよ!

 

 

 

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