楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

茶道に於ける初座と後座の付け加え

今日の「茶道に於ける初座と後座〜」のブログにて、言い忘れがありました。

配役たる茶碗の役目です!

初座のお軸から始まり、後座の花入には形では無くて、ストーリーがなくてはつまんない!みたいな茶道も知らないのに勝手なことを申している私ですが、


引き続き勝手なことを言わせていただきますと、茶碗の配役の役柄を話していませんでした。

楽茶碗を作っているのに、これはマズイ!楽茶碗にも明確な役柄をと思い書いています。

お軸や花入によりストーリーは出来ても、実感として、また手にして実感する何かがないと何か物足りないというか、寂しくありませんか?


その実感役が茶碗だと思うんです。言い換えればストーリーの帰結する場所です。

手中にしっかり抱えられ、暖かみも身体に心地良く伝わり、今迄のストーリーを味わうが如く、お茶を!

そんな役割が茶碗にはあるとおもうのですが、如何がでしょうか?

茶道を知らないから当てにはなりませんよ!

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