楽茶碗の作り方の概念
楽茶碗の作り方は『手捏ね』だと言われます。でも、私の感覚では『手捻り』と何ら変わりません。
要は、ロクロ成形では無く、手で作れば良いと思います。
日本文化は格式の上に成り立っている部分もありますので、こんな発言をしたら、反社会的になるかもしれませんけどね!
皆さんは反社会的になってはマズいので、一応楽茶碗の作り方は『手捏ね』と覚えておいてください。
いくら手で茶碗を作ると言えども、玉作りはしません。(粘土の塊から作る方法)
効率が悪いからです。粘土を円盤状にしてから、手で粘土を起していきます。
この動作は『手捻り』と同様です。
強いて作り方の違いを表せば、楽茶碗は手にする物なので、手の中で作り上げる感じです。
高台を作るときは、台の上で削りますが、大部分の工程が手の中で作り上げます。
楽茶碗の作り方はこんな感じなんです。
あとは、お茶を飲む器であること!
このことを忘れてはいけません!