楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

楽茶碗の作り方の概念

楽茶碗の作り方は『手捏ね』だと言われます。でも、私の感覚では『手捻り』と何ら変わりません。

要は、ロクロ成形では無く、手で作れば良いと思います。

日本文化は格式の上に成り立っている部分もありますので、こんな発言をしたら、反社会的になるかもしれませんけどね!

皆さんは反社会的になってはマズいので、一応楽茶碗の作り方は『手捏ね』と覚えておいてください。

いくら手で茶碗を作ると言えども、玉作りはしません。(粘土の塊から作る方法)

効率が悪いからです。粘土を円盤状にしてから、手で粘土を起していきます。

この動作は『手捻り』と同様です。

強いて作り方の違いを表せば、楽茶碗は手にする物なので、手の中で作り上げる感じです。

高台を作るときは、台の上で削りますが、大部分の工程が手の中で作り上げます。

楽茶碗の作り方はこんな感じなんです。

あとは、お茶を飲む器であること!
このことを忘れてはいけません!

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