楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

今日は茶碗の立ち上げを予定

今日は茶碗の立ち上げをしなければなりません。

出来れば茶碗の立ち上げの動作を撮影すれば、どの様に立ち上げているかをお伝えする事が出来るんですが、ライトが無いのと、製作時間が余り取れないのでどうなることやら。

茶碗の立ち上げ自体は実は大したことはないんですよ。

以前話した「手捻り」と変わりません。いや、楽茶碗の製作だから「手捏ね」と言わなければなりませんね!

今まで一番しんどい時は、月に30碗もの楽茶碗を作り、そして焼いたんですよ!

寝る暇なんかあったもんではありませんでした。

寝ても覚めても茶碗です。製作だけなら良いのですが、釉薬作りや炭切り、そして焼成となると、本当にテンヤワンヤなのです。

同じ形の茶碗を作るならまだ楽でしょうが、一碗一碗全て形も釉薬も異なるので、作業台の上は土の削りカスや乳鉢だらけ。

PCも何もかも釉薬原料の粉だらけになります。今はタフなタフブックとなりましたから、そんな状態でも時間があったときに、多少掃除すれば済むので多少気が楽になりましたけどね。

そんなことで、もし茶碗の立ち上げが撮影出来ましたら、明日にはYouTubeにアップしておきます。

見たら「なーんだ!こんなもん!」何て思う立ち上げ風景ですけどね!

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