楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

3・11から3年半経って

たまには時事について書こうと思います。

九州電力原発稼働するみたいですね!国民は3・11の時に、あれだけ核の恐ろしさを味わったのに、まだ国は懲りないみたいです。

エネルギーのことも確かにあるでしょう。しかし3・11の時はたまたま偶然と言うか奇跡が起こり、それ以上の被害はでませんでしたが、首都崩壊までの危機が間近だったのは皆さんご存知ですよね!

終戦間近に人類初の核爆弾が広島と長崎に落とされました。

その後、日本がアメリカからの要請で原子力発電所を作る事となり、一番の問題は「核」と言うイメージを国民に与えないために「核」から「原子力」と言う語句に変えたそうです。

要は、「核発電所」が正解なんです。

日本語は何か新たに言葉を作り上げて、言葉のニュアンスを意図的に変える事を良くしますよね!

今、核の技術ではアメリカが一番進んでいますよね!原子力空母とか原子力潜水艦という兵器があるから、進むのも当たり前です。

福島原発の建屋はあんなに大きいのに、原子力空母や潜水艦のリアクター「原子炉」は船内に格納されているので、凄くコンパクトなんです。

まして潜水艦では艦内が狭いため、そのリアクターの上には兵士も寝ているとのこと。ビックリですよね!

何故こんなにアメリカの空母や潜水艦のリアクターはコンパクトかご存知ですか?

それはウランの濃縮度が違うからなんです。うる覚えですいませんが、日本の燃料棒の濃縮度は3%だったかな?

アメリカの原潜は90%まで濃縮していたと記憶しています。

ウラン235は60%濃縮したら原爆が出来てしまう濃度です。

それを90%まで濃縮すると、それ自体が物凄いエネルギーを持つために、全てがコンパクトに出来てしまうのです。

そしてアメリカの原子力技術はそれだけではありません。

日本の原子力技術ではオンかオフ、要は、反応させるか、させないかしかありませんが、アメリカの空母や潜水艦は出力を10%から100%まで10%づつ制御出来てしまいます。

だから、原子力に於いては、アメリカから比べたら、日本の技術者は小学生のような程度なんです。

なせ、このような格差がでるかは、核技術は軍事力と密接に関係しているために、アメリカは日本に技術を教えないんですよ!

今持って日本は友好国であって、親密国ではないんです。

アメリカの親密国はイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドだけなんです。

まだ、戦前の連合国が続いていますよねぇ!

話が細かくなりましたが、宮城の復興住宅が遅れに遅れているそうです。

なぜか?それはオリンピック誘致が東京に確定されてからだそうです。

東京はいまオリンピックに向けて建設ラッシュらしく、建設技術者や作業者か東京に集中してしまい、宮城で建設技術者や作業員が不足してしまい、予定の20%しか進んでいないらしいです。

まだ、日本はやることがたくさんあるのに、砂上の楼閣を築くのに懸命ですね!

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