楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

ギャルギャルの茶、糞オヤジの茶

ギャルギャルの茶、クソオヤジの茶なんかあったら、とても楽しそうです!

道具類も「真」、「行」、「草」はしっかり存在しているんだけど、その意匠はギャルギャル。はたまたオヤジオヤジしている取り合わせ。

何か妄想しただけで、好奇心ビンビンになりませんか?

薬の茶

寺の茶

禅の茶

利休の茶

武士の茶

遠州の茶

大名と商人の茶

平民の茶

と時代により、茶も変わって来ました。
そのように、茶の変貌ぶりをみれば、ギャルギャルの茶や糞オヤジの茶があっても不思議ではないんではないかと思うのです。

「可愛いーィ!」となるような、まる文字の軸があり、花入も「可愛いーィ!」。

でも、全てに「真」、「行」、「草」であり、陰陽をわきまえている茶。

オヤジはオヤジで、オヤジ臭い道具揃え、そしてオヤジ臭い茶釜に茶碗。

茶道をされている方々が聞いたら、反逆罪ですよね!

反逆罪は分っていますが、茶の歴史の流れを改めて考えると、そんな新しい茶があっても良いと思ってしまいます。

形だけ、また格式だけが継承されていくだけよりは、よっぽど茶ではないかと!

でもでも、私は茶を全く知りませんので、ただの戯言なんですがね!

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