楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

休みに思う「陰」と「陽」

今日は町はノンビリムード。休みの日は人々が自分らしい顔をしていて、平日の顔とは違いほのぼのしています。

昨日の茶道の幹部の皆さんは、とても好感が持てました。

新しい事を目の前にしても、目に力があり、まるで子供のような好奇心に溢れ、感じたままに、また思ったままに物事が言える方々。

この、思うままに、感じたままにはとても大事なことです。

誰しも大人になると、表現をまとめてしまいます。しかし、まとめればまとめるほど、その表現は文章では綺麗になりますが、言葉自体に力はなくなります。

要は表現がつき並みとなっていくんですよ!

だから、個々の言葉の表現でいいんです。

カッコイイ!クール!ナイスガイ!イケメン!みたいに自分で一番ピンとくる言葉で!

日本の美術や工芸は何かと精神性を伴います。

その精神性は善と悪が存在しています。

悪の典型は日本の全国民が苦しんだ戦争です。精神性だけで戦争は戦えません。竹槍で機関銃に対抗するのは、所詮むりであり無謀とも言えます。

善は人間性を高め、より高度な人間性へと導きます。

なので、物事すべて「陰」と「陽」で物事は成り立ち、臨機応変が一番大事だと私は思うのです。

ですので、今日の休日は明日からの仕事は考えず、「陽」は「陽」として楽しんでください。

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