楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

茶室の入口

茶室には「躙り口(にじりぐち)」と言う小さな入口がありますね!

腰を屈め、膝をニジニジすりよるからですかね?

この「躙り口」は利休があみだしたものです。

今までの貴人口(きにんぐち)から、「行」や「草」の形になったら、急に「躙り口」の出番となりました。

いつもの例で話しますと、秀吉が亭主で家康が客席だとすると、家康がニジニジして秀吉の前にすりよる。

やはり、「躙り口」は政治と関係してそうですね?

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