楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

CHARA子とCHARA男

「侘び」とは、以前にも説明しましたが、「持たざる者」でしたよね!

簡単に言えば私のように貧乏人です。

でも、今は「シブイ」みたいなイメージですね!

楽茶碗に於いても、艶々している釉調ではなく、艶消しのような黒楽茶碗が好まれるのも同じイメージからだと思います。

元来もしかして「シブイ」のは皆好きなのかもしれません。

楽茶碗を「用の美」の観点から見た場合、艶消しのカセた釉調のもののほうが、手が滑らなく、ピタッとして安定します。

でもでもですよ、本人もシブイのであれば、茶碗と釣り合い絵になりますが、ただのCHARA子やCHARA男だったら絵になりませんよね!

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