楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

日本文化は皆で共有してこそ日本の文化

楽茶碗は秀吉、利休、長次郎の三者により、400年もの長きに渡る年月を経ているやきものです。

それも、茶道という日本の文化を加味され、一般人には少し遠い存在となりました。

でも、日本文化とは日本に住む外国人を含め、全ての人々が受けれる、また受け入れることが出来る文化だとも言えます。

しかし、歴史的記述やWikipediaなどのコピペの記述が多く見受けられ、何故か自分はこう思うとか、こうではないか!とかの内容が少なく、文化が発展しない、また良い意味で改革が行われないかんじがしてなりません。

間違っていても、自分達の感じたこと、また分かったことなどが、どんどん発言されれば、もっと楽しく、また理解しやすく、一般人の感覚で理解できる記述が増えたら楽しい文化の発展となっていくよに思います。

また、茶碗を焼きたい人々は、昔の釉薬の配合はどうだったのか?どのように焼いているのかが実際例としてイメージが出来れば、私が過ごした無駄な試験焼成の時間も短縮出来て、より進展すると思います。

それでも、釉薬の配合は分かっても、焼成はどうでも茶碗を変えてしまいます。

分かりやすく言えば、同じ釉薬でも別物となってしまう難しさがそこにはあります。

でも、前にも話したように、一つは定数として定めることが成功には不可欠なので、YouTubeやブログになるべく分かりやすいように書いたり、映像で表しているんです。

そして楽茶碗が焼きたい人々がより高度な焼きが出来て、茶碗とは何かを味わえられ、また机上論ではなく現実論として楽茶碗が活性化し、その現実論が普通の人々にも理解しやすい表現で伝われば、日本文化である楽茶碗がより見える身近な文化となる感じがしてなりません。

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