楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

楽茶碗をどうしても軽く焼きたいと言う方々へ

楽茶碗の重さはについては、何回も書いていると思います。

適度な重さが一番なのですが、それでも「楽茶碗は軽いのが楽茶碗だ!」と言い張る方々がいらっしゃるのではないですか?

それはそれで、好みてすから良いのです。

では、そんな方々へのアドバイスを書きたいと思います。

楽茶碗を軽くするには、立ち上げの時に余り土を締めすぎないことです。

私のYouTubeに上げた動画の「楽茶碗の立ち上げ」を見てもらえはイメージはわかりますが、兎に角ホワホワと土を立ち上げるんです。

そうすると、焼きの時に土が締まっても完全に締まるまでに焼き上げてしまえば、締めて作った作品より軽めに上がります。

でも、そうしても焼きすぎてはいけませんよ!ドンドン土は焼き締まりますからね!

要は見た目以上に軽く出来るんです。

それ以外の方法は薄くするしかありません。

「オガクズ」を土に混ぜる方法もあるようですが、この方法は亜流と考えてください。

正規の楽茶碗を作ろうと想ったときに、オガクズの燃焼による炭素が後々面倒なことになりますからね。

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