楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

目指せ赤楽茶碗

今またYouTubeに赤楽のことでコメントが入りましたので、こちらのブログにも注意点を書いておきます。

質問内容は、前に質問された方で有鉛フリットか無鉛フリットの質問の返信でした。

皆さんが赤楽を焼かれる時は、有鉛、無鉛どちらでも構いませんが、どちらかを必ず限定してください。

そうしないと、未知数が多すぎて結果が蓄積出来ません。

その訳は赤楽の発色自体は黄土からですね!

その黄土も色々始めは使わずに、一種類だけとしてください。

何故なら、黄土は焼成温度により発色が異なるからなんです。

まず、自分が目指す発色は何度なのか?
次に、その温度で釉薬が適性に融けているか?融けていなかったら、釉薬の融点を下げ、融け過ぎていたら釉薬に硅石を足して硬くします。

何となく理解は出来ましたか?
これから先にまだ解決しなければならない問題はありますが、まずここの部分をしっかり押さえてくださいね!

Copyright 2014 meiun All rights reserved.