楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

賛同ありがとう!頑張ります!

昨夜の投稿した「愛読者参加型ホームページ」について、早速★印をつけて頂きありがとうございます。

自分のホームページに対する夢に賛同して頂ける方がいてくれて嬉しい限りです。

楽茶碗の世界は、一部の人びとに限られ、技術情報も少なく玄人か素人と両極端となっています。

でも、素人が楽茶碗が出来ない訳はないんです。ただ経験がないとか、少ないとか、情報が無くて分からないだけなんです。

長次郎だって瓦師だと言われています。光悦だって楽茶碗師ではありません。

その技術や美意識を誰かに教わったか、知ったかで、かつ本人が努力したから、今日に残る名作が生まれたんです。

だから、全ての人に可能性はある。
そう断言したいです。

私は長年楽茶碗を作り納めてきました。
ただ良い作品か、悪い作品かの世界です。

納品先はどこも理想が高く、ただ「茶味のある茶碗」と言う要望を受けます。

でも、「茶味のある茶碗」と言われて分かりますか?なんか普通に考えて具体性に欠けますよね!

それが今のプロフェッショナルの世界なのです。

でも、私はこの世界がプロフェッショナルな世界だとは思っていません。

もっと、具体的なことを言え、またそれを解決する人がいてこそプロフェッショナルな世界だと思います。

技術も人間も一人では成長しないんです。

なんか、朝一番から堅い話になりましたが、情報や技術が活性化するプロ集団が出来たら面白いと思います。

今日も予定通り、実地勉強です。スパルタ教育です。

また、各時代の文化の勉強。

これらを積み重ねていけば、今日の二人もこれからの作品がますます変わっていくと思います。

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