楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

高台作りは初めは型紙で慣れて!

今朝の編集で眠い眠い。

今回の「高台の作り方」ですが、高台には、いろんな形があります。

形が特に決まっている訳ではなく、茶碗の形に合うような高台を作る訳ですが、茶碗を初めて作る人や、まだ高台作りに慣れていない人は、円形に切った型紙で高台作りをしたほうが安全です。

一般的に、陶芸というと、「スパッと」みたいな芸術家みたいな、またそのほうが「らしい」というイメージがありますが、要はしっかり良い高台が出来ればよいのですから、私が示したように型紙をカッコ悪いと思わず、どんどん使いましょう!

型紙を使う利点は、まず茶碗に合った大きさの高台を型紙により判断が容易になること。

高台の茶碗に対するセンターを決めやすいこと。

最後は、型紙により真円に高台を作れることです。

型紙は4.5、5、5.5,6センチ位の四種類あれば大丈夫でしょう。

高台の形は本当にたくさんあります。定形はありません。

ですから、図版などを見ながら、いろんな高台を作れるようになってください。

Copyright 2014 meiun All rights reserved.