楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

二作目のハート形赤楽茶碗はどうなるか?

今、今月の26日までに仕上げて渡さなければいけないハート形赤楽について悩んでいます。

試作ハート形赤楽は作りましたが(YouTubeにアップ)、もっと良い茶碗を作ろうと悩んでいる訳です。

古格があり、柔らかさがあり、和みがあり、安心感があるハート形赤楽茶碗を目指しています。

このオヤジが茶碗を作る時は、土に手を出す前に、まず、茶碗のイメージを脳足りんの頭の中で描きます。

イメージが確定すれば、そこからは早いんですが、なかなかイメージが固まらない時は、事が進みません。

この点だけは、世間から良く見られません。何故なら動きが全く無いからです。

普通の会社の仕事と異なり、停滞と爆発みたいな感じで動きが極端なんです。

だから、自分の意識では黙々と継続しているのですが、世間の目から見ると、何も動いていないように見えてしまう!

しょうがない製作師の性です。

と言うことで、悩んでいる訳ですが(形)、どんな茶碗が出来上がるか、今は自分でも見当がつきません。
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