楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

安心したぁ~!

今日は、何か疲れ気味です。

昨夜11時頃にお茶碗を納品した代表者から電話をいただき、お茶会も大成功と聞き、安心しました。

いつも思いますが、製作する茶碗の茶碗に込められた思いが伝わると嬉しくなります。

何故なら感性ば、個々に十人十色だからです。

再三述べていますが、今回の茶碗はお茶の熱が心地よく伝わるようにと、腰回りを重くしました。

でも、「楽茶碗は軽い」と言う認識を持っている方には、心地よい暖かさより先に「重い!」と言う感情が先に立ってしまいます。

そこが楽茶碗の難しさでもあります。数値的な規定がないからこそ難しい!

逆に数値的な規定がないからこそ、楽茶碗だとも言えます。

要は凄く曖昧な世界なんです。

元気があるときは、曖昧も楽しい時もありますが、辛い時が続くとその曖昧さが嫌にもなるんですよ!

人間て、勝手なもんです!
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