楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

オヤジが考える日本の伝統文化

今朝まで動画の編集作業でバテバテのオヤジ。

撮影は道路や歩道もありましたので、車のナンバーや歩行者の顔をボカス作業が面倒で参りました。

昔はそんな事をしなくても良かったのですが、今はニュースでも各所にボカシが入っていますよね!

やたら面倒な時代となりました。

昔は心も身も裸同士の付き合いで、喧嘩も真剣でしたが、今の時代は表面面だけ人畜無害で、裸同士の体当たりがなくなったのは寂しく思います。

そんなオヤジなので、このブログも自のままで毎日書いている訳なんです。

楽茶碗の世界では、やたら格式が重んじられるところがあります。

箱や箱書にしても同じです。

しかし、その格式があるが故に、中身はどうしようもない楽茶碗を入れて高く売ったり、偽物の箱書だったりしています。

私は楽茶碗を生業としていますが、格式なんて全く自分には似合わず、有りのままでいたいといつも思っています。

技術だって、0から行えば私みたいに何十年があっという間に過ぎてしまいます。

でも、情報があればその時間は短縮され、もっと良いものが出来るはずですから時間に費やせます。

だから、皆さんが0からする必要なんか全くナンセンス!

ドンドン技術を習得し、経験し、行動して、問題点が出たらすぐコメントを書いてもらって、このオヤジが考えて答えに導ければより日本の伝統文化である楽茶碗が皆さんの身体に染み込んでいき、自ら楽茶碗とは何かを実体験で感じれるようになる。

これこそが生きている伝統文化だと考えます。

雛壇の上にある伝統文化なんて、ただのお題目同然!

皆で楽しんで、経験して、失敗して、その全てが日本の伝統文化だとこのオヤジは考えます。

Copyright 2014 meiun All rights reserved.