与次郎をピントに!
長次郎の作品が好きな方、また今すぐにでもそんな作品を作りたい方は、桃山時代の茶釜で有名な与次郎の釜の写真を集めてください。
集めたら、茶釜の写真を逆さに見てください!
茶碗に見えて来ませんか?それも長次郎のように!
長次郎の作品も前期と後期に大きく分けることが出来て、特に前期の作品群は与次郎の茶釜と類似点が多くあります。
当たり前ですね!利休がともにプロデュースしていますからね!
そんなことで、茶碗は火の影響で歪みが出ることがありますが、茶釜はイコミなのでそのままの形が維持されるので、カーブを見るには絶好のサンプルとなります。
また、茶釜の表面の感じをしっかり把握してください。
この茶釜の表面が黒楽の表面となってもよいのです。
また、存在する空気感も把握してください。
茶碗に対しても同じ空気感を出すことが長次郎作品を作るときのポイントとなります。