楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

陶芸に向かないこの季節。

早く暖かくならないですかね?
この時期は楽茶碗でなくても、陶芸全般に一番きつい時期なんです。

寒さが厳しい時なんかは、粘土が凍ってしまうこともあるんですよ!

まして、ロクロをする人は水は冷たいし、また後片付けにも水を使うので大変なんです。

そして手は荒れるしね!

粘土は手の油を奪ってしまうからなんです。

ですから、この時期は次に作る作品の構想を固めたり、また窯のことを勉強したりしたほうが良いと思います。

例えば七輪では長次郎作品の大きさが限界です。

現代の楽茶碗は大きいので、それらを焼くとなると、七輪では不可能となります。

七輪の上部を改造するか、また設置場所があるならば、レンガで小型の楽窯を作っても良いと思います。

でも、ここでの注意は小型のレンガ楽窯でも、燃料の炭は七輪の10倍位使用することだけは頭の隅に入れておいて下さい。

レンガを暖めるのには、相当量の炭が必要になるからです。

見た目は窯の感じがしますが、炭は大食いします。

そして七輪楽窯のように移動が出来ないので、屋根が必要となるので、小型のレンガ楽窯でも案外大掛かりなものとなります。

窯場と言えるものが必要な方はおすすめです。

これからは窯場についても書いていきましょうね!

イメージが湧くと思うので!

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