楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2回目調査完了!

昨日はとても寒かったのですが、相棒と二人で再度窯跡の調査を決行しました。

成果は、新に窯壁と見られるレンガを発見。

しかし、余り嬉しくはありません。

何故なら、初回の調査では今まで窯の存在は伝説のような話から実際に窯の破片が見つかって嬉しかったのですが、今回の発見場所は屋敷の裏手に当り、全く真反対側だったからです。

ここから来る推測は、窯は完全に破壊され、使える窯の部材のレンガは二次利用されている疑いがあると言うことになります。

もし、そうだとすると、窯の原型を推測することは非常に難しくなってしまいます。

次に、今回の発見したレンガは窯壁部分ですが、レンガの表面状態からして、余り稼働期間が短かった感じを受けます。

一般的に窯の稼働期間が長いと、累積付着する灰も多いのですが、付着が少ないのです。

ですので、窯の稼働期間は長くはないのです。

以上のことで、2回目の調査はしましたが、謎が深まるばかりの窯跡でした。

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