楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

お茶の世界を見える楽しい世界に!

今はGWの真っ最中です。

皆さんはGWを満喫していますか?

楽茶碗を焼いている方もいるかもしれませんね!

今日、オヤジはあるお茶社中の撮影予定日だったんですが、社中の先生が体調を崩したらしく、早朝に撮影キャンセルメールが!

それとは知らず、準備をしていてサァ出ようとメールを確認したら「アレー!」

昨夜運んだ三脚二台の重さは無意味になりました。

でも、身体の不調だけは予測がつきませんから先生が悪い訳ではありません。

この撮影に至った経緯は、伝統と文化、そしてそれを如何に分かりやすく映像にするかなんです。

世にある茶道の世界は伝統と言う看板の上に「作法」が君臨していて、作法重視になっている感じがしてなりません。

しかし、外野から見た視線は、伝統の上に築かれた作法という姿から溢れ出す美しさではないのかなと思います。

その美しさをどのように表現するかが、とても大切なことだと思うんです。

日本の動きを伴う文化においては、「礼」、「慣習」、「合理性」、「必然性」などから作法が組み立てられています。

その成り立ちや意味が分かると、もっともっと楽しくなるし、またその美しさが理解できるのではないでしょうか?

そんな理解できる世界を茶道をされている方々に発信者として世界に発信してほしいと考えています。

また、現代との融合でも構わないと思います。

確かにお茶の世界は利休により確立されて以来、いろんな人々が自分なりのお茶を追求してきた歴史があります。

しかし、現代ではそれらかありません。
過去の型にはまるのがお茶であり、その他はお茶ではないような空気感があります。

温故知新で是非自分なりのお茶をしてくださいね!

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