一節切(ひとよぎり)の二本目作品
第二の一節切を製作しています。
今回は、前回より少し細めの竹を使用し、木の皮を巻きました。
長さは前回と同じで、一尺一寸一分です。
歌口は前回より削りが浅く、一休さんの一節切と同じようにしましたが、なかなか音が出ません。
この段階はまだ未完成で、これから漆塗りをして完成となります。
一節切は普通の尺八のように、竹の根本で作るのではないため、どうしても竹本体の身が薄いために、息の水分により、膨脹と収縮を繰り返すために、割れを起こしやすいために、糸巻きや皮巻きをすることになるのです。
良いものが出来るまで、後何本の一節切を作るやら。