楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

録音や再生に使うヘッドホン

ハイレゾ録音に必要なヘッドホン。
既に有るものでも構いませんが、私のお薦めはドイツのゼンハイザーのヘッドホンです。

このヘッドホンはハイレゾ用の音域を持つヘッドホンではありませんが、ホールトーンではなく、ありのままを再生するために、録音にはとても重宝し、またリアルな音を聞きたい方にはお薦めなんです。

ゼンハイザーのヘッドホンとは言え、全てが良い訳ではありません。

お薦めはHD-414とHD-25です。

HD-414は今から40年前の製品ですが、時たまオークションで入手は可能だと思います。

見た目は凄く安っぽいんです。まるでオモチャのヘッドホンみたいです。

私は再生用のヘッドホンでも使用していますが、誰からも名機だとは思わない代物です。

重さもとても軽く、ヘッドホンをしていない感覚。

耳当てのスポンジも黄色いスポンジのままで、安っぽさは負けません。

しかし、40年経った今でも、ヘッドホンケーブルや耳当てスポンジの交換部品はあるんです。

それだけ世界で絶賛されているヘッドホンの名機なんですよ。

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欠点もあります。まずヘッドホンコードが3メーターもあります。長いですよね!

二番目の欠点はポータブルプレヤーにこのヘッドホンを繋ぐと、抵抗値が70Ωもあるために、音量を8~9割位に上げないと、音が小さくてなりません。

何故こんなに抵抗値が高いかと言うと、抵抗値が低いと、簡単に音が鳴りやすいのですが、逆に音が瞬時に止まりにくく、メリハリのないダラッとした音になってしまうのです。

なので、ある程度抵抗値が高くないとダメなのです。

しかし、ポータブルプレヤーでは、そこまでの高出力はないので、巷では20~30Ωのヘッドホンが主流になっている現実はあります。

次に紹介するゼンハイザーのHD-25も同じく70Ω位あったと思います。

この機種には現在3種類かあります。

まずスタジオ専用のHD-25-13は抵抗値が600Ωもあります。

ですから、HD-25-13は安くてもポータブルプレヤーには無理なのでやめましょう。

現在HD-25はHD-25-Ⅱになっているかと思います。抵抗値は32Ωと70Ωだったかな?

32Ωは現在のポータブル向けですね!
70Ωは従来のHD-25です。

音量を上げなくても、簡単に鳴るのはやはり32Ωですが、音質はやはり元来の70Ωがお薦めです。

HD-25系列も、また前述のHD-414もゼンハイザーのHPに紹介されている程の名機ですので、一生を考えたら安い買い物だと私は思います。

新品でも、HD-25なら2万円少しで入手可能かと思います。

もし、これからヘッドホンを買うのでしたら、これらの一つは持っていても、絶対に損はありませんよ!

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