楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

一節切を練習中

私のハイレゾ音源プレーヤーに使用しているTASCAM DR-2d の横にあるネズミのような物体は、録音時に風きり音を防ぐためのウインドスクリーンなるものです。

これを本体に付けると、音が綺麗に録音されます。

しかし、音源たる自作の一節切の演奏がまだ今一つ。

音は何とか鳴るようにはなりましたが、やはり、尺八と同じ歌口の一節切ですので、吹くのは難しいです。

でも今、一節切の製作時の動画を編集していますので、エンディングにはどうしても、自作の音をいれないと、楽器の製作動画ですので決まりが悪いです。

なので頑張って吹く練習をしていますが、笛は難しいですね!

でも、楽茶碗の作り方を教えているときでも、いつも「やれば誰でも出来る」と皆さんに言っていますので、その本人が出来ないことは、ジャンルが違えど
許されませんよね。

だから多少の音が出るまで頑張ります。

まして、楽茶碗の創成期と同じ時の一節切ですから、当時の空気感を自身で得る為にも吹かなくてはなりません。

また、吹けるようになったら、教室内で陶芸だけではなくて、一節切に興味がある生徒さんには教えたいと考えています。

当時の文化を幅広く勉強することは、陶芸にもフィードバックしてくるものだと思うからです。

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