楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

乾山の四方向付の撮影

今日は前に生徒さんが作った乾山の向付の写真撮影をしたついでに、スマホでもパチリ !

もっと出来の良かった作品も有りましたが、それはプレゼントしたようで、この作品での撮影となりました。

この作品は土型でのタタラ作りとなります。

底の部分を含めて5面をしっかりドベで付けた後に、高台をゴケ底として製作した後に部分的に白土による白化粧を施して乾燥。その後素焼き後に鬼板による鉄絵とコバルトで彩飾して上釉をかけて本焼した作品となります。

この作品で大事なことは、作品のボディー及び、高台はしっかりと端正に製作しなければなりません。

しかし、反対に絵付けは鉄絵の線は伸びやかに、また何処か優しさが在るような絵付けをすることか、当時の作品の風合いを出すポイントになります。

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