楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

困った、困った、説明に !

先日の授業中、とても困ったことが起こりました。

楽茶碗の説明時だったか定かではありませんが、楽茶碗の焼成完了時に茶碗を挟んで引き出す時に使う火挟みの説明で、その火挟みを作る炉である「ホト(ホド)」の説明した時です。

「先生 !ホトとはどういう意味ですか ?」との質問。

教える立場であっても、この質問の返答には頭を抱えてしまいました。

このホトは、鍛冶屋さんや、刀匠などが鉄を真っ赤にする時に使う構造物なんですが、左右に湾曲した壁があり、その間に炭を燃やし(フイゴにて送風あり)、鉄材を真っ赤にするのですが、形からして先程の「ホト」と大和の時代から言われている代物なんです。

んで、その「ホト」の意味なんですが、女性のアソコと言う意味なんですよ !

で、この質問が女性から出ましたので、このオヤジは本当に参りました。

カッコつける訳ではないのですが、質問者の女性を目の前にして、「女性のアソコです」なんて言えるもんではありません。

だから濁して、私の大好きなもの ?と言う意味でご想像に任せますと答えました。

昔の事を教えるときに、こんな場面もあるんです。

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