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楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

僭越ながら、このオヤジのモットー

このオヤジのモットーは、ブログに上げる内容ではないですが、老若男女平等に知りたいことを教え、そして楽茶碗に興味がある方に対しては、楽茶碗の全てを教えたいのが私の考えなのです。

ただ、楽茶碗には普通の陶芸教室とは異なり、全てを教えるとなると、コンピュータ制御の電気窯で大量に生徒さんの作品を一斉に焼く事とは異なります。

炭を使い、フイゴを使い、そして楽窯を使って一碗だけを焼く世界。

釉薬の材料も、京都まで新幹線に乗り、一日中かけて加茂川石を探して回る果てしなく非合理的な世界です。

なので、楽茶碗は生徒さんの費用も当然にかかります。

こちらが出来ることは、その費用が掛かるのだから、本当の楽茶碗を教え、どのように石から釉薬を作るか、施釉はどのようにするかを全て自分でやってもらい教えて行く。

本だけでは決して分からないことを教えて行くことが大事とだといつも思って教えているのです。

そして私が試行錯誤した無駄な時間を味わうことなく、実証成功論をしっかり理解してもらい、一緒になって楽茶碗が研究出来ればいいなと言うのが、私の夢です。

楽茶碗は桃山時代から名品は沢山あります。しかし私が試行錯誤全てを実践した訳ではありません。

まだまだ分からない茶碗は沢山あります。なんでこのような色合いになるのか ?

例えば、先日話だ長次郎の「無一物」。

この色合いは土から来たものでもなく、また黄土だけからのものではありません。

何回もいろんな調合を変えて試験焼成をしましたが、未だにわかりません。

また、光悦の「不二山」でも、どのように作陶し、どのように施釉し、どのように焼いたかは、今までの試験でおおよそ分かっていますが、使用した釉薬調合に於いては、まだ不明点があります。

このように、それらの不明点が、楽茶碗の実践者が日本により増えて、一緒になって研究できたら良いと思います。

今の相棒も必死になって時間もお金も使い、教室で自ら課題を掲げ実践者として頑張っています。

彼の作るサイトである「陶磁器お役立ち情報」は内容も他から流用した情報ではなく、自らが実践者として勉強した内容が記載されています。

実践者から見ると、その内容を見ただけで、ただそれらしく言っているのか、実践者として考察されたものなのかが、直ぐ分かってしまうものです。

そんな相棒のような男女が増えてくれることを願います。

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