楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

埼玉県、及び近県の皆さん、よろしくお願いいたします。

今日、先日の山梨県のNさんからのメールにて、使用した輝緑疑灰岩を送ってくださるそうです。

ありがたいですね !

その石が到着したら、是非動画でも作って皆さんに一部始終を紹介しようと思います。

埼玉県にお住まいの方がいらっしゃいましたら、「三波石」も輝緑疑灰岩ですので、黒楽が可能だと思います。

ですので、そのブログを見てくださる皆さんの中で、その三波石が簡単に採取出来て、試験焼成が出来る方が居ましたら、是非ご報告をお願いいたします。

三波石は関東にも見受けられます。庭石として使っています。

緑色の石で、白の線が入っている石ですので、直ぐに見たら分かる石です。

この石を砕いて、乳鉢で粉にしてから、その石粉100に対して二割の鉛白+白玉を一割にして釉薬調合してくださいね !

それで出来れば、黒楽茶碗に使えます。

窯は山梨県のNさんのように、上下に七輪を重ねてくださいね。

作品は下方の七輪に日本のステンレス棒を渡して、その上にトチを乗せてください。

トチの上には勿論作品を置いてください。

炭の量は、下の七輪のステンレス棒の下まで入れてください。

ふいごは無いと思いますので、初めはドライヤーで十分です。

作品の大きさですが、直径は7センチ以下にしてください。

それ以上の通常の楽茶碗の大きさでは、上方の七輪が被さらなくなりますので注意してください。

通常の楽茶碗が焼きたいことは十分理解出来ますが、試験焼成のつもりで焼けば、出来たら嬉しいものです。

ですから、大きさは割りきって、先ずは焼けることが大事ですので、環境が整った方は、是非トライしてください。

もし、整合性したら、すいませんが連絡してください。

その情報が、また全国に広がり、これから焼こうと考えている人々に役に立つことになりますので、何とぞよろしくお願いいたします。

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