楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

レンジと陶芸窯

昨日はレンジに付いている立ち消え安全装置であるSiセンサーを外しましたが、有れば安全な装置なんでしょうが、レンジを使うことに徹するには問題あるセンサーだとオヤジは思いました。

同じように陶芸の窯でも同じことが言えます。

現在オヤジの教室には炭や薪で焼成する楽窯とは別に、電気窯が3基ありす。1基はマイコン窯の大窯です。

他の2基は小さいマニュアル窯です。

教室の釉薬は1200~1250℃で焼成するため、安定して焼けることが一番の目的ですので、マイコン窯なのです。

他の小さい窯は時間当たりの昇温もマニュアル。なので一時間当たり50℃にするときもあれば、30℃にするときもあります。

なぜこんなことが出来るとかと言えば、温度計により、上がり過ぎていたらパワーを絞り、上げたかったらパワーを上げるだけの簡単構造だからです。

カンタル線(電熱線の一種)と出力抵抗器だけの簡単な窯ですからね。

では皆さんが陶芸をされるのにはどちらの窯が楽しいか?

これは目的により変わります。

単に色んなやきものを焼いてみたいのなら、マイコン窯をお奨めします。

また焼き極めたい。釉薬も調合したりして勉強してみたい方には、マニュアル窯をお奨めします。

レンジと同じでしょ‼

単に料理するのならSiセンサーのレンジが安全。

新品の鉄中華なべを買ってきて、本格的な中華料理を作るのなら、勝手に弱火になったりするSiセンサーはレンジには不用なもの。

そんな感じで物を選んでくださいね!

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