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楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

今は口だけで教えています。

手首の骨折、そして左腰と左膝を強打してから早三週間、いややっと三週間です。

手首の骨折は直に治るでしょうが、腰の打撲傷にはいささか参っています。

なんせ、ビッコが耐えられません。しかし、今は我慢、我慢ですかね!

授業の方は口だけで頑張っています。

今、雨雲を作られているUさん。
陶芸は初めてらしいのですが、頭だけで考えるのではなく、作りながら光悦の凄さを今正に体感しています。

光悦の作品の何が凄いかは、作ると分かります。造作する時の粘土の固さの違い。

各所における表現方法の違いなど、上げれば切りがありません。

陶芸のジャンルを超えた技法も多用しています。

写し茶碗は軽く見られる節もありますが、茶碗を勉強するためには、写しはとても勉強になる題材なのです。

写す工程では、作者のクセもわかります。なので巷で光悦と言われている作品でも、一品は疑わしいと思う作品もあえては言えませんが出てきます。

それだけクセが分かって来るのです。

また、光悦の作品を作るためには、光悦の書も見た方が良いです。

他の書とどう違うのか?筆使いの細かい所を観察するのです。

その感覚が茶碗にも表現されています。

何回もこのブログで言っていますが、光悦は茶碗の素人ではないのです。

プロ中のプロと言ってもおかしくないでしょう。

それだけ釉薬にしても、釉薬の施釉にしても、普通の時間では出来ません。

イメージで言えば茶碗に絵を描いている感じです。これは刀の鞘を作る時の漆の感覚です。

何度も漆を重ねたり、漆が乾かないうちに、表面を色々な方法で処理して表現を変えたり。

要は日本の最高芸術だと言われている日本刀に少なからず携わっていたことで、より細かい表現方法が養われたことと思います。

如何に光悦と同じ工程を踏んで写し茶碗を作るか。これが写し茶碗を作る醍醐味なのです。

もし、光悦のお茶碗を作りたい方がいましたら、陶芸の経験なんか一切関係ありませんので、教室に来てください。

徹底的に教えますから。

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