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楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

今日は赤楽の焼きです。

まだオヤジの手首は満足に動きませんが、今日の授業は、生徒さんの赤楽焼成の指導です。

焼成する生徒さんは、今回の作品はただの赤楽ではなく、高台から腰にかけてグラデーションがつく茶碗を焼きます。

この様な茶碗は第一に釉薬の調合、施釉がとても大事になります。そして焼く段階に於いては、初めは還元焼成で焼きながら、少しづつ酸化にもっていきます。

この切り返しの見極めがとても大事になるのです。還元が弱ければ、腰まわりはゴホン手となるし、酸化が遅ければ茶碗の側面が綺麗な赤楽になりません。

ですから、フイゴの感覚が今日はものを言います。

もう一方の生徒さんは、今光悦の黒楽茶碗の「雨雲」を製作中ですが、その茶碗が出来上がり、焼く時の事前勉強として、炭切りの実地勉強になります。

炭を切ることは単純な作業ですが、如何に無駄を出さずに炭を適格の大きさに切るかがポイントになります。

大きさが異なれば、炭切りした各炭の燃焼スピードが異なり、楽窯内の温度のバラツキになります。

なので、この炭切りの作業は地味な作業ですが、とても大事な作業になるのです。

楽茶碗の製作と楽茶碗の焼きは、全て理論と実地です。

ただやみくもに焼いても、何故失敗したのか?また何故成功したのかが、後で検証出来ません。

全てがデーターや経験知識の蓄積ですので、焼かれる方は必ず理論は確り固め、実地に於いては、データーを蓄積してくださいね。

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