楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

ショパンはお好きですか?

私は疲れた時は、家でクラシックを聞くのですが、皆さんはクラシックが好きですか?

クラシックを聞くなんて言うと、日本では堅いイメージや偉そうに聞こえてしまうのが残念ですが、全くAKB48の曲を聞くのと同じです。

ただ、曲のジャンルが違うだけ。

クラシックは聞き慣れてくると、ロックより派手なんですよ!

また、奏者が本当に狂っています。日本のピアニストの内田ミツコさんなどは、演奏している表情がどうみても、ムンクの叫びです。

演奏はとても良いのですが、確実に別人間。

そんなことで、疲れた時にクラシックを聞いている訳ですが、最近はショパンを聞いています。

それもこのReal Chopinと言う、ショパンの全曲CDです。

このCDは並のCDではありません。ポーランド国立ショパン教会が威信をかけて制作したCDなのです。

ポーランドの国が作ったと言っても過言ではありません。

まず、ショパンが生きている時代に製作されたビアノを使って演奏されています。

1849年製のエラールと1848年製のプレイエルと言うメーカーのピアノです。

ショパン自身も元気の有るときはプレイエルで演奏し、調子が悪い時はエラールで演奏すると言っていました。

そんなピアノで演奏される、国家の威信をかけて制作されたCDなのです。

ショパンが好きな方は絶対に手に入れて下さい。今までのショパンの演奏とは一味も二味も違います。

ピアノの音色自体がショパンなのです。

私はショパンには今まであまり興味はありませんでしたが、このCDを聞いてからは、やはりショパンは凄いの一言です。
f:id:mei-un:20170925183232j:plain

Copyright 2014 meiun All rights reserved.