楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2014-09-25から1日間の記事一覧

YouTubeにアップする「腰作り」過程の茶碗

先ほど、楽茶碗の腰作り第三章の撮影が終わりました。製作者も撮影者も私ですから、またもや画面からズレてしまいました。 ガックリ!です。今回の腰作りは、その1とその2のを作る予定です。今回は「その1」ですが、いつも通りに、道具が無くても、最小限…

茶壺は奥が深い壺でした。

昔からお茶を入れて、運んで、口切り(封を開ける作法)までの保管するのが、茶壺ですよね!この茶壺は趣だけではダメで、茶葉の香りが逃げない壺でなくてはならないんです。現代ではお茶はパックに入っていますけど、それでも封を切ると長く風味は保たれませ…

茶釜は鉄地じゃ、鉄地!

私の好きな茶釜は、何と言っても京三条の辻与次郎。「焼き抜き」技法や「肌打ち」は見事です。茶釜は形もさることながら、やはり刀と同じく鉄地です。簡単に言えば鉄の持つ趣です。鉄は日本人では馴染みの深い金属。平安時代から日本刀に於ては、芸術の域ま…

本物の黒楽茶碗を焼かせてあげたい。でも問題が!

茶道をされている方々に「自分の楽茶碗を焼いてみる」と言うアイデアを考えています。横で私が指導すれば、製作や焼成は問題は何らありませんが、問題点は1碗にかかる費用なんです。私は楽茶碗が本職ですので、私の製作時と同じように茶碗を作ってもらいた…

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