2014-10-01から1ヶ月間の記事一覧
光悦の凄さは、表現したらきりがないですが、私が思う大一番は造形の捉え方です。造形と言ってしまうと、色紙は入らないので訂正して改めて言うと、美の表現が既成概念にとらわれていないのです。私の専門の楽茶碗で言うと形です。今回、私は自分では前代未…
頂いたゴアテックスのバーカーは、採寸が少し大きいですが、着心地は最高です。いまのアメリカ軍の装備は凄いですね!裏地のシーリングは徹底しています。しかし、難点はリュックとのコンビネーション!ご存知の通りに、私のリュックはデジカモ。パーカーも…
昨日は、フノリ液の作る撮影やら、施釉撮影、そしてハート茶碗の焼きとなり、さすがのフルスケジュールでロレロレになりました。焼いた茶碗はハート形なので、陰陽をかんがえ、シブメの赤楽にしようと考え、上薬に黄土を加えて、黄薬の表現もして、かつ赤み…
昨夜、「赤楽の上薬の調合と施釉の方法」の動画を編集して、やっとYouTubeにアップ。 さすがに昨日は2本の動画撮影、編集でクタクタに。 動画編集は疲れますね!ハイスペックPCだと楽なんでしょうが、 Core Duoの非力なTOUGHBOOKなので辛いです。 この動画…
今、YouTubeに楽茶碗の施釉に必要なフノリ液の作り方をアップしました。 楽茶碗を作る方はCMCなどの合成のりは使わずに、昔からのフノリ液にて施釉されるのも良いですよ。 楽茶碗 迷雲 「フノリ液の作り方」 - YouTube
楽茶碗の焼きが上手くなるコツを伝授します。まず、作陶する土は一種類。釉薬は一種類のみ使用。これは原則です。試みたいことはたくさんあるでしょう!でも我慢してください。未知数が有ればあるだけ混乱を起こし、答えが見つけにくくなるのです。焼きだけ…
そうそう、今日は赤楽の焼きまでは行けまけんが、赤楽の焼きの注意点を話したいと思います。注意点は単純です。初めは窯の温度をジックリ上げて行くために炭を度々足していきますが、還元がかかる前(500度)位から炭の新たな追加はしないほうがよいです。還元…
今日か明日には、お陰様でこのブログもアクセス数が5000になりそうです。 有り難うございます。アクセス数が10000になった時点で、感謝を込めて、このブログに登場しているタヌキをプレゼントしようかな!加茂川石で焼いた本格的黒楽タヌキを!これまた案外…
ハート茶碗、どのように焼くか! 悩みます。形状からして、なるべく負担をかけないようにしながら焼かなくてはなりません。円形の茶碗ではないので、焼成中の収縮度合いが異なるために、割れのリスクが予想される茶碗だからです。還元をかけて、いろんな色は…
今日は午後から、ハート茶碗の「フノリ作り」と「施釉」を予定。フノリの作り方も動画に収めれば、分かりやすいので、動画撮影も考えてはいます。予定がいろいろ詰まっているので、出来れば焼きまで進めたいけど、無理かもしれません。焼く前はいつも茶碗の…
皆さん、炎の性格って知ってますか?軟弱者なんです!そして近道ばっかり通る。楽窯ではなくて一般の窯で言いますが、焚き口から段々奥に薪を入れて焚いて行きますが、最短距離を通るために、窯の左右は炎が回らないんですよ!だから、焚き口から焚くときに…
今日は姫谷を思い出してしまったので、窯について書きます。登窯は別名「融通窯」と言われているのは知っていますか?なんで融通窯と言うかと言うと、単に融通が効くからです。登窯で有名窯と言えば、やはり土岐にある元屋敷窯です。定かではありませんが27…
広島県福山市の北側の山間に、日本三大色絵の一つてある「姫谷焼」の窯跡があります。日本三大色絵と言えば、残りは「九谷焼」と「有田焼」ですね!この姫谷焼も同時期に稼働していた窯なのですが、あまり知名度はありません。なぜなら、一人の陶工が作って…
楽茶碗の祖師とされる長次郎の作品を触る度に思うこと。それは、まるで石で作られたみたいだ!と言うことと同時に、一種類の釉薬ではない!と言うことです。昔、黒楽の釉薬は加茂川石が主原料ですから、加茂川石100に対して白粉10と 20の比率で焼いたことが…
古書によく「岩緑青」と言う言葉が出てきます。この「岩緑青」とは、案外皆さん目にしているものなんです。いま、よく腕に丸い石の何個も連なったブレスレットをしている人を見かけますよね!そんなブレスレットを売っている所でにある緑色の石なんです。日…
今朝の新聞で、少し気になる記事がありました。それは、企業の社員の発明に関する記事です。今までは発明に対する特許は「社員のもの」でしたが、今回政府は「会社のものにする」と出来るように特許法を改正するというもの。特許庁の有識者会議で、「社員の…
おはようございます! 昨日の焼締め作品の焼成のためのフイゴ指導でバテバテのオヤジです。自分の作品とは違い、プロが焼くように指導したいので、本当に疲れるんです。なぜ疲れるか!それはですね、フイゴから伝わる窯の中の状態が指導していると分からない…
皆さんは、黒楽茶碗と赤楽茶碗、どちらが好きですか?多分、どちらかと問われれば、黒楽茶碗と答える人もいれば、赤楽茶碗がいいと言う人もいると思います。また、どちらとも言えなく、濃茶には黒楽でお薄には赤楽茶碗と答える人もいると思います。私が聞か…
今日は焼きのオンバレードです。 ハート茶碗の素焼き後、男女に七輪を改造した楽窯での焼締め作品の焼成指導をしました。前にも説明したかな?七輪で焼く作品なんか七輪陶芸でしょ?何て言われそうですが、全く違います。立派な窯より良い作品が焼けるんです…
今日予定いていたフノリ作りと施釉の動画撮影、ボケていて素焼きを忘れていました。素焼きしなければ、フノリも必要無いので、先ずは素焼き優先となり素焼きしました。私の場合は通常の素焼き温度よりは低く、700度で素焼きは終えます。素焼き温度が高いと作…
今日は後半から相棒に七輪とフイゴを使って焼く「焼締め」を教えます。この焼締めは、釉薬を使わず炭が燃えたカスである灰をフイゴの操作によって焼いている作品に如何に振りかけて焼くかに作品の良し悪しが関わってくる焼きです。要は作品に付いた灰をフイ…
昨日、知り合いから、ヤフオクで落札したゴアテックスのパーカーのサイズが大きかったらしく、着れないということでもらいました。ラッキーです。しかし、軍用デジカモのパーカー!デジカモは嫌いではないのですが、問題は現在毎日担いでいるリュックがデジ…
今日はフノリ作りと釉がけ作業。 出来ればその二つの作業をの動画撮影が出来ればと考えていますが、動画撮影していると気がどうしても散るので悩みます。各作業工程が動画であると理解しやすいのではないかと思う半面、何回撮影しても、やはり気が散ります。…
出勤前、昼休み、そしてお仕事帰りなどでブログを愛読して下さっている皆さん!一週間、お仕事お疲れ様でした!つたない文章並びに性格上問題あるタヌキ参加型ブログですが、頑張って少しでもためになり楽しいブログを書いていきますので、これからもよろし…
皆さんの中で、茶道をされている方はいらっしゃいますか?そんな方々にお聞きしたいのですが、どんな茶碗が好きですか?まさか、まさか、作法一本主義で、茶が飲めたら何でもオッケーよ!何て言う方なんかいませんよね?自分なりに持てる持てないは別として…
相棒から紹介されたホームページ制作ソフトウェアの「シリウス」。調べてみたら、かなり制作時間の短縮短縮が出来そうです!楽茶碗を作っていると、天候との戦いなんです。湿度が無くて乾燥が早ければ、制作は進みますが、早すぎて作業自体もハイスピードに…
近い内に、このオヤジこと「迷雲」のホームページを作らなければなりません。焼いた茶碗や楽茶碗に使う道具や原料を販売するためのサイトです。参考資料になるページだって作りますよ!でも、サイトを作る技術が今一。時代遅れですよね!昨日相棒から良い情…
利休の時代が終わると、次は古田織部の時代になるのはもうご存じですね!これをやきものの観点から見ると、楽から織部焼となります。楽茶碗は聚楽土という赤土です。産地は勿論京都ですね。織部焼は美濃です。場所は土岐と言うところになります。織部焼は主…
今回は楽茶碗と関係ないと言いたいですが、これから日本はオリンピックもあるし、楽茶碗などの日本文化を海外の人達に伝える場があるかもしれません。そんなときに備えて英会話は出来たらいいですよね!そこでおすすめ英英辞典。英語はヤッパ英語で覚えまし…
今夜は真夜中に土の作り方です。ドライブ中とか地元で土が露出しているところがあったら、土(粘土ですよ)を自分で掘ってみましょう!粘土と普通の土の見分け方は、一つまみの土を取り、指先でコネコネしてください。粘土みたいに粘りがありまとまったら、そ…