楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2014-11-07から1日間の記事一覧

楽茶碗の高台作りのポイントと自由な楽しさ

今回の高台作りで、細かいことを説明しますね!高台脇を深く削ったのは、重さの調整てすが、その周りが円の半分がガタガタさせています。何故だか分かりますか?全て真円のように綺麗に削ると、なんか味がなくなります。それだけの感覚ではなくても、昔から…

出来立てホヤホヤの高台です!

やっとYouTubeアッブする「高台の作り方」の動画撮影が今終わりました。今回の茶碗の高台は前述のブログのように、下を重めにしたいために、光悦の赤楽茶碗「雪峯」のような高台脇を深めにした高台にしてあります。このようにしないと、重さがある茶碗と言え…

「高台の作り方」の動画をYouTubeにアッブする茶碗製作中!

今YouTubeに「高台の作り方」の茶碗ベースを製作中です。丸型の赤楽茶碗。この茶碗はこれから寒くなるので、手の中でホッとするような緩やかな温かさがしみるような茶碗にしたいために、下は少し重めに製作しています。だから、高台は脇は案外深く削らなくて…

やきものの技術の世界は現代が一番じゃない!

いろんな陶芸の書物で、「昔は窯の温度が上がらなかったから」とか、「技術が今より低かったから」とか、誠しやかのように書かれているのをよく見ます。本当にそうでしょうか?皆さんはどう思いますか?もし、それが本当なら、志野でも、織部でも、唐津でも…

安土桃山城跡で見た変なやきもの

昔のことですが、信長の城であった安土桃山城に行った時、まだ今のようには発掘も大規模に行われていなかったので、少し奥に入ると、手つかずのままでした。石垣しか残ってはいませんが、この城の天守は、ここだけは字が異なり「天主」と言うのは知っていま…

なんで「一楽、二萩、三唐津」?

いつ頃からか、「一楽二萩三唐津」なんて言われていますよね!意味は茶道に於て、一番の茶碗は「楽茶碗」、二番目は「萩茶碗」、三番目は「唐津茶碗」と言うことです。この中には、まず唐物茶碗(中国)や高麗茶碗(朝鮮)が入ってはいません。次に、国内産の茶…

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