2016-03-02から1日間の記事一覧
小さい頃の忘れていた思い出が、今急に甦って来ました。今はオヤジとなってしまいましたが、10 歳位までだっか定かではありませんが、毎年の正月は、とある旅館の離れで10日間位毎年正月を迎えていました。当時はそれは立派な旅館だったのですが、温泉と正月…
フイゴを黒楽茶碗の焼成最後まで吹くことは、相当体力を消耗します。楽窯に空気を送るフイゴですが、焼成中は絶え間なく吹くことになります。それも、ただ無性に吹く訳ではなく、窯から吹き出す炎の色を身ながら、出てくる煙や臭いを気にしながら、フイゴの…
黒楽茶碗の焼成に於いて、どのタイミングで焼成を終わらせるか分かりますか ?作品が焼き上がったらと説明しても、全くわかりませんよね !黒楽茶碗の加茂川釉薬では、ある程度の温度になると溶けだしますが、ある程度に焼けると茶碗表面の釉がブクブクと泡立…
教室にある楽窯は全部て4基あります。紹介させていただくと、1基は煉瓦作りの楽窯です。2基目は「楽焼秘嚢」の古書に記載されていた江戸時代中期の楽窯の再現窯です。この焼成はYouTubeで紹介しています。3基目と4基目の楽窯は移動出来るようにした七輪の楽…
ついでに光悦の「不二山」についての説明をします。細かい茶碗の説明は、他の書籍にお任せして、このオヤジは製作関係を説明します。まず、この茶碗を作ろうと思っている方は、日本刀の「錆際」を十分に写真などで観察してください。「錆際(さびぎわ)」とは…
このオヤジのモットーは、ブログに上げる内容ではないですが、老若男女平等に知りたいことを教え、そして楽茶碗に興味がある方に対しては、楽茶碗の全てを教えたいのが私の考えなのです。ただ、楽茶碗には普通の陶芸教室とは異なり、全てを教えるとなると、…