楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

お酒が飲めたらエロエロハッピーオヤジになりたいよぉ~ !

このオヤジはゲコなんです。 普通、陶芸をしている人間は、お酒が飲めるじゃないですか ?その例に全く当てはまらず、一切お酒はダメなんです。人生の半分の楽しみが無い感じですよね !注射時のアルコールの消毒時でも、腕が赤くなる。アルコール抗体が無いの…

1+1=2じゃないよぉ~ !

数学の世界では、1+1=2は当たり前ですが、現実の世界では、数式以外この考えでは、答の2にならないことか、たくさんありますね !実は蓋を開けたら、1と思っていたり、また1に見えていたげど、実は-1だったり、1は仮の姿で実は0ということも。そうなると、…

トンボの羽を知り、あらためて神を知る

昨日、テレビでトンボの羽の原理で、微風でも羽が回転する風力発電が研究されているようです。私も知りませんでしたが、トンボはほとんど風が無い上体でも、グライダーのように滑空出来るそうです。その秘密は、トンボの羽の形状だと言うことが研究で分かっ…

ご自宅で生徒さんが光悦の「時雨」を作って来た

作品の授業で、新しく入会された方が、自宅で光悦の黒楽茶碗「時雨(しぐれ)」を作られ持って来られました。まだ、楽茶碗のことはお教えしていない段階ですが、自分なりに試行錯誤して作られて来たのです。授業では違う課題がありましたので、その作られた時…

世界に誇れる日本の縄文文化

昨日の夜に、ある方々からセミナーのお話を頂き、大地のエネルギーに関してのお話だったので、私の専門分野でのご提案として、縄文の笛を提案しました。ご存じのように、日本の縄文文化は1万年以上も続いた、世界に類をみない程長きに渡り継続した文化です。…

ジャンルは違えど、何か似てます。

ふと、ITのプログラマーの人たちのことを考えました。PCを使用する側に取っては、無くてはならない存在ですが、その存在は縁の下の力持ち。このプログラマーの人たちがプログラムを作ってくれなければ、本当にPCはただの箱です。プログラムを使いこなすのは…

温故知新、モデファイ大好き !

この擂り鉢の作品は生徒さんが自ら時代をまたいでモデファイした作品です。女性らしく、なんか可愛らしい擂り鉢ですよね !色合いも白くて女性らしい作品に仕上がりました。この釉薬は藁灰釉薬です。この釉薬調合は案外面倒で、教室のたくましい女性が愛情込…

オヤジの教室、実は寺子屋なんです。

昨夜の授業では、小学生の時から来ている生徒さんからの希望で一節切(ひとよぎり)と言う、尺八の前の時代の笛を作りました。ノコギリで竹を切ったり、キリで下穴を開けたり、ドリルで最終の孔を開けたり、三時間での作業ですから、大忙し。でも、今の若い人…

チャーガの人体実験最終報告

あれからご無沙汰しています、チャーガの人体実験最終報告をさせてもらいます。急な変化はありませんが、他にも治験者を含めた結果を報告します。まず、血行が良くなる感じがあります。 他の治験者からは咳き込みがひどかったのですが、一日の咳き込みの回数…

見事な宗入の黒楽茶碗を焼いて欲しい

来週入会される女性が作りたい黒楽茶碗が、宗入の黒楽茶碗である「亀毛」です。なんでこの茶碗にこんな銘が付いたかの経緯は知りませんが、亀には毛が無いですよね !でも、古い絵などに亀の尾っぽ辺りに毛が生えている亀がいたような。亀の甲羅に藻が付いて…

遠い遠い過去の記憶が今蘇る

小さい頃の忘れていた思い出が、今急に甦って来ました。今はオヤジとなってしまいましたが、10 歳位までだっか定かではありませんが、毎年の正月は、とある旅館の離れで10日間位毎年正月を迎えていました。当時はそれは立派な旅館だったのですが、温泉と正月…

黒楽茶碗の焼きに必要なフイゴのリトルストーリー

フイゴを黒楽茶碗の焼成最後まで吹くことは、相当体力を消耗します。楽窯に空気を送るフイゴですが、焼成中は絶え間なく吹くことになります。それも、ただ無性に吹く訳ではなく、窯から吹き出す炎の色を身ながら、出てくる煙や臭いを気にしながら、フイゴの…

黒楽茶碗の焼成終了のタイミングとは

黒楽茶碗の焼成に於いて、どのタイミングで焼成を終わらせるか分かりますか ?作品が焼き上がったらと説明しても、全くわかりませんよね !黒楽茶碗の加茂川釉薬では、ある程度の温度になると溶けだしますが、ある程度に焼けると茶碗表面の釉がブクブクと泡立…

初めてですが教室の楽窯を紹介します。

教室にある楽窯は全部て4基あります。紹介させていただくと、1基は煉瓦作りの楽窯です。2基目は「楽焼秘嚢」の古書に記載されていた江戸時代中期の楽窯の再現窯です。この焼成はYouTubeで紹介しています。3基目と4基目の楽窯は移動出来るようにした七輪の楽…

ついでに、光悦の「不二山」について

ついでに光悦の「不二山」についての説明をします。細かい茶碗の説明は、他の書籍にお任せして、このオヤジは製作関係を説明します。まず、この茶碗を作ろうと思っている方は、日本刀の「錆際」を十分に写真などで観察してください。「錆際(さびぎわ)」とは…

僭越ながら、このオヤジのモットー

このオヤジのモットーは、ブログに上げる内容ではないですが、老若男女平等に知りたいことを教え、そして楽茶碗に興味がある方に対しては、楽茶碗の全てを教えたいのが私の考えなのです。ただ、楽茶碗には普通の陶芸教室とは異なり、全てを教えるとなると、…

焼成成功 ! やはり原因は炭でした !

予定していた今夜の古式釉薬調合での二回目の試験焼成は、見事に相棒は成功させました。はやり思った通り、原因は炭でした。 今回入荷した炭は楽窯の焼きには炭化し過ぎでした。前のブログに書いたように、マングローブ(いつも相棒とは間違えてマングースと…

炭の問題かもしれない !

今日の19時頃から、相棒の古式萩釉薬調合での二回目の試験焼成です。前回は、相棒が汗水垂らして作り上げたフイゴのピストンのクリアランスの問題もありましたが、他の問題で窯の温度が上がらなく、一回目の試験焼成は失敗に終わったのです。その他の問題と…

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