楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

しつこいベートーベンで乗りに乗りまくって!

昨日YouTubeの動画で赤楽茶碗をアップしましたが、音楽は何とベートーベンの第五である「運命」。

この曲は誰でも知っていますよね!知っているけど、定番と言ったらなんか?です。

クラシック音楽と言うと、何か固いとか、高尚な感じですが、クラシック音楽はただ音楽ジャンルが「クラシック」と言うジャンルに入るだけのこと。

一応クラシックのジャンルには定義はあるでしょうが、私が思うには、長年人々から愛され続けて来た音楽がクラシックだとも言えると思います。

だから、ビートルズだって未来にはクラシックになっているかもしれません。

だから私にとってはクラシックもロックも同一線上なんです。

前述のベートーベンの「運命」ですが、お好きな方はいらっしゃいますか?

大好きだと胸を張って言える人はいるかな?

でも、気にせずお薦め盤を紹介します。

1943年録音のリヒテル指揮の「運命」!
ベルリンフィル演奏。

この録音は、戦後ロシアに接収されていましたが、ドイツに無事返還されてCD化されました。

演奏中にあのヒトラーがいたとも噂される録音ですが、この演奏を聞いたら、他の運命は聞けなくなります。

まるでベートーベンが生き還り、タクトを振っているような錯覚!

ベートーベンが大好きな方は、まともにスピーカーで聞くと大音量になってしまうので、ヘッドフォンで聞いてください。

ヘッドフォンを持っていなくて、今から買うのであれば、ドイツのゼンハイザーのHD-25シリーズをおすすめします。

このヘッドフォンは録音スタジオでよく使われていて、音をいじっていません。

だから、生々しい運命が頭の中をグルグル回ります。

しかし、この録音で日本の音楽を聞くと最悪になります。なぜなら、エコーなどのミキシングが全て分かってしまうからです。

でも、ドイツ盤のクラシックを聞くなら、ホールトーンがお好きなな方以外は満足する再生音ですよ!

ベートーベンで乗りに乗りまくってください!

楽茶碗も同じく、全て「思い」や「感情」ですから!

Copyright 2014 meiun All rights reserved.