茶碗作りの感覚を養うために!
この2〜3回位のブログは「感覚」ばかり続けて書いていますね!
感覚より、技術やデータが欲しいとの声が聞こえそうですが、ちょっとコーヒーブレ一クみたいな感じでご辛抱を!
技術やデータは誰でもわかるけど、感覚は茶碗作りに於いてはそれ以上に大事ですからね。
今日のお題はまたもやクラシックで行きましょう!ギャーという声が聞こえてきます。
イギリスの作曲家にエドワード・エルガーという人がいました。ご存知の方もいますよね。このエルガーは第一次世界大戦の悲惨さを曲にしました。
ある日エルガーが丘を登ったら,眼下には無数の兵士が戦に破れ、横たわっている光景を見て作曲したチェロ協奏曲。
このチェロ協奏曲は面白いことに二人の有名なチェリストが同じ曲を演奏しています。
その奏者とはジャクリーヌ・デュ・プレとヨーヨーマです。
更に、同じ楽器を使って演奏しています。チェロはあのアントニオ・ストラディバリが製作したストラディバリウスの「ダヴィドフ」。
この二人のエルガー協奏曲を聴き比べて見てください。
再度繰り返しますが、全く同じ楽器です。デュ・プレが亡くなり、その楽器はヨーヨーマの手に渡ったからです。
そして指揮者も一緒です。(歳はとりましたけどね!)
一回や二回位の聴き比べではなかなかわかりません。またスピーカーよりヘッドフォンかイヤフォンで細かく音を聞いてみてください。
私がどちらが好きかをここで言ってしまったら意味がないので、ご自分の判断でどちらが作曲家の意図する悲惨さを音で奏でているかがヒントです。
Elgar Cello Concerto 1st mov - Jaqueline du Pré - YouTube
Yo-Yo Ma: Elgar Cello Concerto, 1st mvmt - YouTube