楽茶碗は大嫌い!? でも茶碗を焼きに焼きまくる男『迷雲』のブログ

楽茶碗の製作は地味で熱いなどシンドイことばかりですが、楽茶碗師『迷雲』が製作を通して感じたこと、知っていること、時たま脱線したこと(いつもかな?)を書き綴っていきます。

楽茶碗が上達するコツは音楽と同じ!

楽茶碗の製作に於いて、上手くなるコツはあります。

音楽の音階で例えてみましょう!

ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドは誰でも知っていますね!

この音階を楽茶碗の形と捉えたら、楽茶碗を作り始めの人は、音痴みたいに、ド、レ♯、ミ、ファ、ソ♯みたいな感じに造形が崩れています。

しかし、段々と作り込むと、音階をしっかり覚えて来るように、ド、レ、ミ、ファ、ソと間違いなく作れるようになります。

しかし、もっと上手くなるためには、1オクターブ上の音階も出来るようにまた勉強するのです。

できたら、今度は3オクターブの音階へ

オクターブがいろんな作者の楽茶碗です。

長次郎作品、道入作品、光悦作品です。

過去の偉大な作品を勉強材料として、とにかく作りまくってください!

それが、出来るようになったら、「序」、「破」、「離」の「離」の出番!

今までの勉強した作品から離別して、新たな皆さん各自の自分らしい作品を作るのです!

その「離」の前では、兎に角勉強中だと思って、ひたすらに過去作品を作ってください。

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